【2022年4月最新版】【徹底比較】ロスレス、ハイレゾ音楽ストリーミングを比較

2021年12月現在、国内で正式にサービス提供しているロスレス、ハイレゾが聴ける高音質の音楽聴き放題ストリーミングサービス(サブスク)4つを比較しながら紹介。

4つのサービスとはつぎのとおり。

  • Amazon Music Unlimited(HD)
  • Apple Music
  • Deezer HiFi

2022年4月現在、国内で正式サービスを行っているのは上記3つになります。

※2021年2月にロスレス配信を発表したSpotifyはまだ動きがありません。▶Spotify HiFiキタ!ロスレス配信についておさらい

※mora qualitasは2022年3月29日をもってサービス提供終了。▶【やむなし】mora qualitasがサービス提供終了の理由

※2022年にはTIDALが日本上陸しそうです。▶TIDALの日本サービス開始はいつ?

ロスレス、ハイレゾが聴ける高音質ストリーミングとは

  • CDと同等かそれ以上の音質で聴き放題
  • 料金は月額780円〜

CDと同等かそれ以上の音質で聞ける

SpotifyやLINE MUSICはデータ量を軽くするため、音質を落として(圧縮して)配信しています。

具体的にはデータ量をCDのおよそ五分の一程度の圧縮

それに対して、ここで紹介する4つのサービスはCDと同じ音質、またはほぼCD音質の圧縮方式、さらにはCDを超える音質で聴くことが可能です。

料金は月額780円〜で聴き放題

料金はサービスによって異なり、月額780円から使用可能。CDと同等の音質がこの料金で楽しめるのは非常に嬉しいですね。

中には年払いできるサブスクもあり、更にお得に使うことができます。

【7800円だけどどうなん?】Amazon Music Unlimitedの年間プラン

Apple Musicの年間払いは得なのか?

高音質ストリーミングのデメリットは?

  • データ量が大きい
  • ハイレゾを聴くなら投資が必要
  • オーディオ沼にハマる

どの高音質ストリーミングサービスにも共通するデメリットが上記です。

それぞれ解説します。

データ量が大きく、通信量、ストレージを食う

先述の通り、ロスレス配信のデータ量は5倍以上。

音質がいいぶんデータ量が大きくなるので、外で聴くとすぐに速度制限を受けてしまいますし、ダウンロードして聴くのにもストレージを圧迫します。

ハイレゾを聴くなら追加機器が必要で財布が寂しくなる

mora qualitas、Amazon Music Unlimited、Apple Musicはハイレゾも聴けますが、その場合は対応機器が必要になります。

オーディオ沼にハマる

音源がよくなると、イヤホンやスピーカー、アンプもいいものが欲しくなります。

もっといい音で聴きたい…そんな欲求がとまらなくなり出費が増えるかもしれません。

ちなみに僕がメインで使っているのはイヤホンがSHUREのSE846、DAPはM3Xです。この組み合わせでケーブル、メモリーカードなど合わせて約15万ほどです…。はじめは1万円のイヤホンを買うのもためらっていましたが今となっては、ですね。

まあそれが楽しいんですが…。

ここでちょっとハイレゾ再生に必要な機器をご紹介。

ストリーミングでハイレゾを聴くために必要な機器

ストリーミングでハイレゾを再生するには、ハイレゾDACを内蔵した機器が必要です。

CD音質であるロスレスの再生には必要ありません。

有線のイヤホン、ヘッドホンがおすすめ

有線イヤホン、ヘッドホンはハイレゾ対応である必要はありません。

お気に入りのイヤホンでOK。ただし高音質サブスクのメリットを最大限享受するのであればより高音質のイヤホンがいいでしょう。

ワイヤレスイヤホンは?

SONYがWF-1000XM4を発売してから、ワイヤレスイヤホンもロスレス、ハイレゾ対応のものが多く出回ってきました。

原則として対応Bluetoothコーデックが次のいずれかであればOK。

  • LDAC
  • LHDC
  • aptX HD
  • aptX Adaptive

イヤホン(受信側)だけでなくスマホも(送信側)対応している必要があります。

おススメの機器レビューは下記です。

Anker Soundcore Liberty 3 ProとWF-1000XM4を比較レビュー!

【音楽マニアがガチレビュー】Anker Soundcore Liberty Air 2 Proレビュー

DACアンプ

DACアンプはスマホに接続して使う機器。例えばFIIO Q3とかですね。2万円ほどです。

FiiO Q3とiPhone6s
こんな感じでスマホにつないでハイレゾを楽しむタイプ

FiiO Q3開封〜実機レビュー!

他にもバスパワー駆動のコンパクトなドングルタイプもあります。

ハイレゾ対応のワイヤレスDACアンプもある

FiiO BTR5 2021 ワイヤレスも有線もという方はコレ

ハイレゾ対応のワイヤレスDACアンプもラインナップが増えてきました。Bluetoothでも有線でもハイレゾが楽しめるタイプです。音質は完全ワイヤレスイヤホンよりもいいので、音質も利便性も求める方におススメ。代表的な機器を下記でレビューしています。

【ルックスも音質もGOOD!】iFi GO bluレビュー!

【コンパクトでハイコスパ】FiiO BTR5 2021レビュー

【2.5㎜も4.4㎜も使える!】Shanling UP5レビュー!

DAP(デジタルオーディオプレーヤー)

DAPは音楽専用のプレイヤー。Androidを搭載したものが主流で各ストリーミングサービスが利用可能。これ単体でハイレゾが聞けます。iPodの進化版みたいな感じ。写真は私も愛用しているM3Xで38000円ほど。

スマホ不要。これだけでストリーミングのハイレゾが楽しめます

shanlingの新作DAP「M3X」は買い!?→買った

以上ハイレゾ再生のための機器を紹介しました。CD音質の再生であれば追加機器は必要ありません。

高音質ストリーミング、国内では3つ

現在、国内で高音質の音楽ストリーミングを提供しているサービスは次の3つです。

  • Amazon Music Unlimited(HD)
  • Apple Music
  • Deezer HiFi

海外のサービスではTIDALなどがありますが、契約方法がかなり面倒です。現状、上記の3つからの選択でいいと思います。

では早速音質、料金などを比較していきます。

【楽曲数と料金を比較】コスパがいいのはAmazon Music Unlmited

  • Amazon Music HD 9000万曲でハイレゾもあり780円(プライム会員)(通常会員は980円)
  • Apple Musicは9000万曲でハイレゾもあり980円
  • Deezer HiFi 数千万曲でハイレゾなし、1480円(アプリ経由1980円)

Amazon Music HDは780円から

楽曲数、音質の面で最もコスパがいいのはAmazon Music HDです。9000万曲あり、邦楽も洋楽もほぼ問題ないラインナップです。ハイレゾも聴けて980円、私はプライム会員なので780円で使っています。

さらに年払いすればさらに2ヶ月分お得に。プライム会員なら年額7800円(通常会員9800円)。

けく
安すぎでしょ…

【7800円だけどどうなん?】Amazon Music Unlimitedの年間プラン

ただB'zなどビーイング系がなく邦楽にやや弱い印象。

【ZARD、ブルーハーツは?】Amazon Music HDにないのはこれ

Apple Musicは980円

次にコスパがいいのはApple Musicですね。

こちらも9000万曲あり、ハイレゾも聴けて980円。年払いは9800円。

Apple Musicの年間払いは得なのか?

こちらはB'zも聴けますね。

ただやはりプライム会員値引きのあるAmazon Music HDのコスパにはかないません。が、iTunesギフトカードを支払いに使えるので、ギフトカードを安く仕入れることでもう少しコスパは上がります。

あくまで自己責任となりますがギフトカードはアマテンなどで安く買うことができます。

Amazonギフト券などを格安で買う方法【リスクあり】

AppleMusicの詳しい記事は下記となります

【2021年6月版】Apple Musicをレビュー!

Deezer HiFi

Deezer HiFiは実際使ってみて邦楽が少ないのが欠点に感じましたが、洋楽は問題ないレベルです。

音質はAmazon Music HDやApple MusicのHD音源が850kbpsなのに対して、Deezer HiFiのHiFi音源は1411kbpsなのでこちらのほうが上ですね。しかし、ハイレゾはありません。

ハイレゾを聴かなければ1480円でCDと同じ音質で聴けるのは魅力的

Deezer HiFiレビュー

mora qualitas(サービス終了)

※2022年3月をもってサービス終了しました

コスパでいうとmora qualitasは選択肢から外れます。

洋楽も邦楽も曲数が少ないです。トータルで数百万曲程度、実際使ってみると「レディオヘッドもないの?」といった感じです。

とはいえ最大ビットレートがトップなので、音質を追求するのであればオススメといえます。

mora qualitasレビュー、肝心の音質は?

【音質比較】音質がいいのはmora qualitas(サービス終了)

  • mora qualitas 最大4608kbps WIN/MACで排他モードあり
  • Amazon Music HD 最大3730kbps WIN/MACで排他モードあり
  • Apple Musicは非公表
  • Deezer HiFi 最大1411kbps 排他モードなし

音質だけで選ぶならmora qualitasが第一候補。ハイレゾの最大ビットレートは4608kbpsですし、CD音質の最大ビットレートも1411kbpsです。デスクトップでは排他モードも選択可能です。

ただ、mora qualitasは2022年3月でサービスを終了。▶【やむなし】mora qualitasがサービス提供終了の理由 終了後、音質重視派はTIDALが第一候補ですね。▶TIDALの日本サービス開始はいつ?

実際聴いてみるとパワフルで抜けのいい元気な音質で聴いていて楽しくなります

Amazon Music Unlimitedではハイレゾが最大3730kbps、CD音質が860kbpsとなり、データ上ではmora qualitasよりも圧縮されています。

ロスレス圧縮ですし、ちょっと聴いた感じでは明らかな音質劣化は感じません。ただ音量を上げるとちょっと荒がめだちますかね。

Apple Musicは非公表ですが、聞いた感じではAmaoznMusicUnlimitedと大きな差は感じられませんでした。この2つの詳しい比較は下記になります。

【どう違う?】Apple MusicとAmazon Music HD徹底比較!

Deezer HiFiはハイレゾは聴けませんが、CD音質の楽曲は最大1411kbpsとmora qualitasと同じになります。

久しぶりにCD聴くと音質いいなってなるのと同じ感覚ですね。

聴いた感じはmora qualitasに近い感じでスカッとモヤが晴れたような音質

【操作性比較】アプリの使い勝手はmoraが微妙

mora qualitasはちょっと使いづらく、他は大差なし

mora qualitasのアプリはどうももっさりしていて、使いやすいとは言えません。どうもSONYはアプリケーション作りが苦手なようです。重数年前VAIOに搭載されていたメディア統合アプリも使い物にならなかったですし、SONYは昔からアプリづくりに予算を割かない方針なのでしょうか。

Amazon Music HDのアプリは特に、使いづらいと感じることはありません。

Apple Musicは画像が大きく1ページあたりの情報量が少ないので、ちょっと使いづらく感じるかもしれません。

Deezer HiFiも問題ないですね。シンプルで扱いやすいです。

【機能比較】機能性はAmazon Music Unlimitedが充実

Amazon Music Unlimtedは機能性が充実しています。サブスク全体で見ても、Spotifyの次か同等の充実度です。ただiOSよりもAndroidのほうが充実しています。例えばイコライザーがあったり、歌詞表示で任意の箇所に飛べたりができるのはAndroidのみ。

mora qualitasの機能性は必要十分です。とはいえ、やはり動作が気もっさりしてイラッとします

Apple Musicはシンプルです。イコライザーもあるので問題ないでしょう。

Deezer HiFiも基本的な機能は揃えているので困ることはないでしょう。イコライザーはありません。とはいえイコライザーは必要ないといえば必要ない機能ですが。

【キャンペーン比較】Amazon Music Unlimited、Apple Musicは随時3カ月無料など

Amazon Music HDとApple Musicは3ヶ月無料などキャンペーンを随時開催

初回の無料期間はどのサービスも基本1ヶ月です。

mora qualitasはSONYのDAPなどを買うと無料クーポンがついてきたりします。

Amazon Music Unlimitedは期間によって3ヶ月無料、4ヶ月無料期間、500ポイント還元などキャンペーンを行いますので、キャンペーン中に入るのがお得です。

現在のキャンペーンは下記の通り

Amazon Musicは1ヶ月無料!
※詳細はこちら

Apple Musicのキャンペーンは下記の通り。

初回限定で1ヶ月無料!

Deezer HiFiは最近ではキャンペーンは特にやっていないようです。

比較表

上記を比較表にまとめました。

mora qualitasAmazon Music HDDeezer HiFiApple Music
月額料金(税込)2178円980円(プライム会員は780円1480円980円
年間払い無し9800円(プライム会員は7800円)無し9800円
楽曲数数百万曲(推定)7,000万曲以上数千万曲7000万曲以上
ハイレゾ数十万曲(推定)500万曲以上なし公表無し
最大サンプリングレート、最大ビットレート24bit/192kHz24bit/192kHz16bit/44.1kHz24bit/192kHz
最大ビットレート4608kbps3730kbps1411kbps公表無し
排他モード(WIN)WASAPI、ASIO(MAC)Exclusive無し
複数端末での再生デスクトップ3台、モバイル3台計6台まで10台まで3台まで6台まで
2台以上の同時再生不可ファミリープランで可不可ファミリープランで可
オフライン再生
無料期間1ヶ月以上(キャンペーンによる)1ヶ月以上(キャンペーンによる)1ヶ月1か月以上(キャンペーンによる)

 

高音質ストリーミングおすすめは結局どれ?

  • Amazon Music Unlimitedは格安で高音質ストリーミングを楽しみたいあなた
  • Apple MusicはiPhoneユーザーに
  • Deezer HiFiはハイレゾに興味がなく、洋楽メインの方に

といった感じになります。

それぞれ無料期間があるので全部試すのもアリですね。

プライム会員であればまずはAmazon Music Unlimitedがおすすめ。なんといっても月額780円でハイレゾも試せるのは魅力。最近はAmazon Music限定配信の楽曲や、Amazon Music Unlimited限定のハイレゾ楽曲などが増えてきており、カタログの多さに魅力もあります。

Amazon Musicは1ヶ月無料!
※詳細はこちら

次にApple Musicといったところです。こちらも格安でロスレス、ハイレゾが楽しめます。AppleのサービスなのでiOSとの相性が良くiPhoneユーザーには特におすすめ。

Apple Musicで聴く

各サービスのレビュー記事はこちら

▶︎AmazonMusicHDレビュー!【音響のプロが徹底解説!】

▶︎mora qualitasレビュー、肝心の音質は?

▶︎Deezer HiFiレビュー

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