FiiO Q3開封〜実機レビュー!

  • 2020年10月31日
  • 2020年12月2日
  • MUSIC

2020年10月16日に発売されたFiiOのポータブルDAC内蔵アンプ「Q3」を購入しました!

2週間ほど使用しましたので。開封紹介と使用感や音質をレビューします!

FiiO Q3って何?

FiiO Q3はDAC内臓のポータブルアンプ

FiiO Q3はDAC内臓のポータブルヘッドフォンアンプ。DACとはデジタルアナログコンバーターの略でオーディオファイルをアナログへ変換する回路のこと。音質の良し悪しを左右する重要なパーツです。

スマホにはこのDACが必ず入っていますが、小型化が優先されるためあまりいいものではありません。

そこで、このFiiO Q3をiPhoneなどにつなげることで、iPhone内臓のDACを使用せず、高品位DAC(AK4462)で音質アップが望めるというものです。

FiiOのDAC内臓ポータブルアンプのラインナップは他にある?

FiiOから出ているDAC内臓ヘッドフォンアンプは他にFiiO Q1 Mark Ⅱ(MK2)があります。

FiiO Q1 Mark Ⅱ(MK2)外箱
FiiO Q1 Mark Ⅱ(MK2)実売12000円くらい

今回ご紹介のFiiO Q3は上位機種。FiiO Q3はFiiO Q1 Mark Ⅱ(MK2)よりもグレードアップした点がいくつかあり、価格は7〜8000円ほど高いです。

▶︎▶︎【Q1についてはこちら】FiiO Q1 Mark Ⅱ(MK2)レビュー!

また上位機種Q5sもあります。

Q5s ※Amazonより

こちらはDACを2基積んでおり、5万円くらい。アンプを変更できたりカスタムもできます。

今、ポータブルアンプを使う理由

現在、携帯音楽プレイヤーといば1台で完結するDAP(デジタルオーディオプレーヤー)が主流。ラインナップも豊富だし、ストリーミングのできる機種も増えています。

私はDAPをエントリーモデルからハイエンドの機種まで実際に手にとって何度も試聴しました。専門店に通って20機種ほどは試したと思います。その中で、音も、使い勝手も申し分ないのはFiiO M15でした。

FiiO M15 ※Amazonより

が、M15は15万ほどします。あまりに高価なのと、Amazon Music HDの動作が安定しないとSNSの投稿で時々見かけるのでちょっと二の足を踏んでいました。

そこで今は、比較的安価に、かつAmazon Music HDの動作が安定するiPhoneにDAC内蔵のポータブルアンプ(FiiO Q1 Mark Ⅱ(MK2))をつないで使っているというわけです。

で、新しく発売されたFiiO Q3はどうなんだということで購入に至りました。

▶︎▶︎【ご参考まで】SONYのハイレゾウォークマン(DAP)3機種を聴き比べ

【開封】FiiO Q3開封と同梱物、端子、スイッチ類の解説

では開封〜

FiiO Q3外箱
FiiO Q3外箱
FiiO Q3内箱
FiiO Q3内箱
紙箱ですが高級感ありますね
FiiO Q3内箱開けたところ
パカ〜!
FiiO Q3のサイズ感
FiiO Q3本体
質感はマットなアルミボディで高級感がありますね。

サイズはiPhone6sよりちょっと小さいくらいです。

FiiO Q3とiPhone6s
FiiO Q3とiPhone6s

FiiO Q3のサイズ…105mm*59mm*12.5mm

110g

FiiO Q3ヘッドフォン出力とボリューム
FiiO Q3ヘッドフォン出力とボリューム

左から3.5mmシングルエンド、2.5mmバランス、4.4mmバランス、ボリュームLED、ボリュームノブとなります。

FiiO Q1 Mark Ⅱ(MK2)にはなかった4.4mmバランスアウトが追加されました。

すでにバランスケーブルを持ってる人は買い足す必要なし!

※バランス接続とはLRが独立した回路のことで、通常の3.5mmシングルエンドより音の分離感が増して定位がつかみやすいです。私が使っているのは二千円のケーブルですが、それでも十分に良さを堪能できます。ただし、リケーブルできるイヤホンが必要になります。

▶︎▶︎【1万円台オススメ】有線イヤホン17本をサクッとレビュー

▶︎▶︎【二千円台!】G&Vの2.5mmバランスケーブルをレビュー

また、ボリュームの横にあるLEDで動作中のサンプリング周波数を確認できるようになりました。

FiiO Q3のLED
青色は48kHz未満
FiiO Q3のLED
黄色は48kHz超え

Spotifyで再生すると青色、Amazon Music HD再生ソースが44.1kHzでも黄色になりましたね。

ちょっとだけ優雅な気分になれます

裏の端子部も見てみましょう。

FiiO Q3USB端子とスイッチ
FiiO Q3のUSB端子側

左からベースブーストスイッチ、ゲイン切り替えボタン、USB C端子、充電のON/OFF切り替えスイッチ。

USB Cは嬉しいですね。給電のON/OFF切り替えは安心感あります。

ベースブーストは低域を持ち上げる機能、ゲイン切り替えはインピーダンスの高いイヤホンを使うときにONにします。

付属品を見ていきましょう。

USB C充電ケーブル
3.5mm-3.5mmステレオケーブル

FiiO Q3のDACを使わず、アンプだけ使う場合にこちらのケーブルを使います。

USB C-USB Cケーブル

アンドロイドスマホとつなぐときに使います。メーカーでは動作保証をしていませんが、私が使っているP30 PROでは使えました。

▶︎▶︎FiiO Q3をアンドロイドスマホに認識させる方法

USB C-ライトニングケーブル

このケーブルでiPhoneやiPadとつなぎます。

これが重要。無くさないようにしましょう。
シリコンパッドとシリコンバンド4つ

シリコンパッドはiPhoneとFiiO Q3の間に挟んで傷がつかないようにするもの。バンドは重ねて固定するときに使います。

私はどちらも使わずに、耐震ジェルパッドを使ってます。

コレだと粘着性があってiPhone と引っ付きますのでバンドもパッドも必要ないです。バンドだと画面が隠れちゃいますし付け外しが面倒です。

キャリングケース
個人的にあんまり使わないです。
説明書と保証書

説明書は各国の言語で書かれており、内容は4ページだけ。

FiiO Q3セット内容

以上になります。

FiiO Q3の特徴【中華と侮ってはいけない品質の良さ】

  • Apple MFI認証取得なので、iPhone、iPad、Macに繋ぐだけで認識してくれる
  • AmazonMusicHDでも問題なくハイレゾ再生ができる
  • ヘッドホン、イヤホン出力端子が3つもついているので、変換プラグを買い足さなくてもOK
  • THX認証を取得しているので、一定基準の音質はクリアしている
  • バッテリーは1800mAで、バランス接続で8.5時間の再生(公表値)

FiiO Q3の大きな特徴としては上記です。

FiiOは中国のメーカー。「安かろう悪かろう」のイメージは全くなく、高品質で価格も抑えられた良心的なアイテムを多く出しています。

かなり品質も良く、機能性も高いのに価格は抑えられています

FiiO Q3の音質は?【中低域のしっかりした音】

FiiO Q3には3つの出力端子があります。

FiiO Q3ヘッドフォン出力とボリューム
左から3.5mmシングルエンド、2.5mmバランス、4.4mmバランス

それぞれAmazon Music HDで聴き比べてみました。

▶︎▶︎AmazonMusicHDレビュー!【音響のプロが徹底解説!】

聴いたのは聞き慣れた音楽たち。

  • Stevie Wonder「Sir Duke」(24bit/192KHz)
  • Micheal Jackson「Thriller」(24bit/96KHz)
  • Childish Gumbino「Redbone」(24bit/96KHz)
  • Nirvana「Smells Like Teenage Spirit」(24bit/96KHz)
  • ケイシー・マスグレイヴス「スペースカウボーイ」(24bit/96KHz)
  • 椎名林檎「丸の内サディスティック」(16bit/44.1KHz)
  • くるり「心のなかの悪魔」(24bit/96KHz)
  • ヒゲダン「Stand By You」(24bit/96KHz)

などです。

全体の印象としては「低域の量感があり、重厚感のある音」といった感じ

とはいえ音像はぼやける事なくクリアに聴こえます。FiiO Q1 Mark Ⅱ(MK2)と比べると、特にロックやヒップホップが気持ちよく聴けますね。

▶︎▶︎FiiO Q1 Mark Ⅱ(MK2)レビュー!【iPhoneをハイレゾDAPに!】

▶︎▶︎【徹底比較】FiiO Q1 Mark Ⅱ(MK2)とFiiO Q3!

出力ごとの印象は次のとおりです。

3.5mmシングルエンド

やはりバランスに比べると分離感がなく物足りない感じです。直挿しと比べると足腰のしっかりした低音に好感がもてますね。

2.5mmバランスと4.4mmバランス試聴比較

FiiO Q3ブロック図
FiiO Q3の概念図※FiiO公式ページより引用

上の画像では2.5mmも4.4mmも同じ経路ですが若干の音質差がありました。

※バランス接続とはLRが独立した回路のことで、通常の3.5mmシングルエンドより音の分離感が増して定位がつかみやすいです。私が使っているのは二千円の2.5mmバランスケーブルですが、それでも十分に良さを堪能できます。ただし、リケーブルできるイヤホンが必要になります。

▶︎▶︎【1万円台オススメ】有線イヤホン17本をサクッとレビュー

▶︎▶︎【二千円台!】G&Vの2.5mmバランスケーブルをレビュー

それでは音質比較です。

  • 2.5mm

こちらは4.4mmと比べると音の輪郭がはっきり感じ取れる印象です。周波数バランスとしては若干、高域にピークを感じます。

いい意味で4.4mmよりも線の細い音像ですね。細かなニュアンスの表現が巧く、ケイシー・マスグレイヴス「スペースカウボーイ」を聴くとヴォーカルの表情が素晴らしいです。

椎名林檎「丸の内サディスティック」(16bit/44.1KHz)では2.5mmのほうがのスネアとピアノの鳴りっぷりが良く、ヴォーカルも一歩前に出る印象です。

  • 4.4mm

4.4mmバランスではベースが強調され全体的に太い音像になる印象ですね。Nirvanaなんかを聴くとめちゃくちゃカッコいいですね。逆にしっとり聴かせる女性ボーカルものはちょっと不得意かもです。

【実際の使用感】FiiO Q3のメリット、デメリット

実際使って感じたメリットとデメリットです

FiiO Q3のメリット7つ

  1. iPhoneに繋ぐだけで認識してくれる導入の敷居の低さ
  2. Amazon Music HD導入でハイレゾが簡単に楽しめる
  3. FiiOらしい素直で安定した音質
  4. バランス出力の魅力を十分に堪能できて音楽がもっと楽しくなる
  5. 端子ごとに音質の違いがあって楽しい
  6. バッテリー満充電で会社を3往復くらいできる
  7. 出力が大きいのでインピーダンスの高いイヤホンでも十分に鳴らせる

上記のような感じです。際立って不満に感じる点がない、隙のない作りですね。

FiiO Q3のデメリット4つ

  1. 繋ぐのが面倒
  2. iPhoneにつないで使うので、かさばる
  3. 有線接続のみなので、ワイヤレス派には不向き
  4. 若干、低音が前に出るので、低音系イヤホンを使っている人には向かないかも…

上記のような感じです。FiiO Q3のデメリットというより、ほとんどDACアンプのデメリットになってしまいますが…。

FiiO Q3は若干、中低域寄りの音なので、高域のキラキラした音が好みの方には向かないかもしれません。

高域の綺麗な音が好みであればFiiO Q1 Mark Ⅱ(MK2)をオススメします。

▶︎▶︎【こちらもオススメ】FiiO Q1 Mark Ⅱ(MK2)レビュー!

 

結局FiiO Q3はどんな人にオススメか?

こんなあなたにはオススメできない

FiiO Q3をオススメできないのは次のような方です。

  • アンドロイドスマホを使っている
  • 繋ぐのが面倒臭い
  • 音楽はワイヤレスで聴きたい
  • 低音より高音が好き

アンドロイドスマホは対応していない可能性があります。情報も少なく繋いでみないとわからない部分がありますね。私が使っているHUAWAI P30Proでは24bit/96KHzのDACとして認識されました。192KHzの楽曲はダウンコンされてしまいます。

また、毎回つなぐ必要がありますし、有線イヤホンのみとなっているので、そこら辺の煩わしさを苦に感じるかたにもオススメできません。

低音よりも高音の綺麗な音が好きという方にはFiiO Q3よりもFiiO Q1 Mark Ⅱ(MK2)をオススメします。

▶︎▶︎【オススメ記事】FiiO Q1 Mark Ⅱ(MK2)レビュー!

▶︎▶︎【徹底比較】FiiO Q1 Mark Ⅱ(MK2)とFiiO Q3!

こんなあなたにはオススメ

FiiO Q3は次のような方にはオススメできます。

  • iPhoneやiPadで高音質に音楽を楽しみたい
  • バランス接続を試してみたい
  • ハイレゾを気軽に聞いてみたい
  • 今使っているイヤホンの低域が足りないと感じている
  • インピーダンスの高いイヤホンやヘッドホンを使いたい

やはり、普段iPhoneで音楽を聴いているユーザーにはかなりオススメできます。FiiO Q3を繋ぐだけでSpotify、AppleMusicでも音質アップができ、バランス接続でさらに高音質になります。

また、Amazon Music HDでハイレゾも試せるのでオススメの1台です。

▶︎▶︎【オススメ】AmazonMusicHDレビュー!

もちろんハイレゾでなくても音質アップが望めます。SpotifyやApple Music、Amazon Music Unlimitedでもバランス接続すれば音質アップは確実です。

▶︎▶︎【音質比較】SpotifyとApple MusicとAmazon Musicを聴き比べ!

▶︎▶︎【コスパとアップグレードが強み!】AmazonMusicUnlimited徹底解説

▶︎▶︎【徹底レビュー】アマゾンミュージックの評判・口コミは?

FiiO Q3どこで買うのがいいか?

信頼できるショップで買うのがオススメ。

私はeイヤホンのAmazon店で2万円(ポイント10%)ほどで買いましたが…現在Amazonだと若干高めの設定。

楽天のeイヤホンは通常価格のようです。

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最後までご覧いただきありがとうございます。音質アップして音楽をもっと楽しみましょう!

 

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