2020年1月20日に発売されたAnker Soundcore Liberty Air 2 Proをレビューします。
発売日に購入し使い続けているので、気になった点など追記しています。
結論、Anker Soundcore Liberty 2 Proは音楽を楽しむためのイヤホンというより、便利な小物(ガジェット)としての性格が強いです。
BGMとして音楽を聞くには十分な音質ですが、どっぷり浸りたい音楽マニアには不向き。
一方で利便性は高いので仕事や満員電車のお供としてオススメです。
この価格帯で他におススメはAmazonのEcho Budsとかですね。併せて読んでいただければ幸いです。
▶【”好”音質!】Amazon Echo Buds 第2世代ワイヤレス充電モデルをレビュー!
2021年11月発売のSoundcore Liberty Pro 3のレビュー記事は下記
▶【最高音質は本当?】Anker Soundcore Liberty 3 pro レビュー
- 1 Anker Soundcore Liberty 2 Proを買った理由
- 2 開封の儀
- 3 本体はこんな感じ
- 4 充電ケースはこんな感じ
- 5 音質は癖のないナチュラルサウンドで聞き疲れしない
- 6 LDACに対応し音質がアップ!
- 7 ノイズキャンセルの性能はどうか
- 8 外音取り込み機能はどうか
- 9 イヤーピースの変更は必須か
- 10 同時発売のSounccore Pro NCとの3000円差とは?
- 11 実際使って良かったところ
- 12 残念だったところ
- 13 電車での使い心地は良好!
- 14 結論!こんなあなたには向かない!
- 15 結論!こんなあなたにオススメ!
- 16 Anker Soundcore Liberty Air 2 Proはセール時期が狙い目!1万円を切ったら買ってよし!
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【楽天ミュージック 2カ月無料(コード「60rakuten」)】 【Apple Music 1カ月無料】 【Amazon Music Unlimited 3ヶ月無料!プライム会員なら5ヶ月無料!】Anker Soundcore Liberty 2 Proを買った理由
通勤時のイヤホンとして最適だと判断し購入しました。
理由は下記の通りです
マスクをしていると耳掛けタイプは使いづらい
外出時は常にマスク。
普段使っているSHUREのイヤホンは耳掛けタイプなので、マスクの紐が干渉します。
完全ワイヤレスで耳に入れるタイプを探していました。
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【楽天ミュージック 2カ月無料(コード「60rakuten」)】 【Apple Music 1カ月無料】 【Amazon Music Unlimited 3ヶ月無料!プライム会員なら5ヶ月無料!】高評価Anker Soundcore Liberty 2 のノイキャン搭載版がコレ
ノイキャンを搭載していないAnker Soundcore Liberty 2 の評判は非常に良いです。
特に音質面に関してAirPodsを超えるとの評判が多いですね。
そのノイキャン搭載版ということで音質にも期待して購入しました。
開封の儀
では開封!
![](https://keku.website/wp-content/uploads/2021/01/IMG_20210122_060206-1024x768.jpg)
![](https://keku.website/wp-content/uploads/2021/01/IMG_20210122_060339-1024x768.jpg)
![](https://keku.website/wp-content/uploads/2021/01/IMG_20210122_060438-1024x768.jpg)
![Anker Soundcore Liberty 2 Pro本体の下に説明書、充電ケーブル、イヤーピース](https://keku.website/wp-content/uploads/2021/01/IMG_20210122_060532-1024x768.jpg)
充電ケーブル…USB C−USB
イヤーピース…8サイズあり、本体に最初からついているのはM。
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【楽天ミュージック 2カ月無料(コード「60rakuten」)】 【Apple Music 1カ月無料】 【Amazon Music Unlimited 3ヶ月無料!プライム会員なら5ヶ月無料!】本体はこんな感じ
イヤホン本体はこんな感じ。
![Anker Soundcore Liberty 2 Pro本体](https://keku.website/wp-content/uploads/2021/01/IMG_20210122_060912-1024x768.jpg)
AirPods系のいわゆるスティックタイプ。
質感は悪くないですね。マットです。
かなり軽い
重量は片耳5gほど。
かなり軽いので、付けている耳に入れても落ちづらいですね。
マイクは2箇所
マイクは下と上の2箇所。
ノイキャンや通話に使われます。
充電ケースはこんな感じ
充電ケースはこんな感じです。
本体を入れると磁石でくっつく
磁石でくっつくので雑に入れてもしっかり収まってくれます。
使いやすいですね。
ケースはスライド式で使いやすい
ケースはスライド式ですね。
片手でも非常に開けやすいです。
安いっぽさは否めない
とはいえ、ちょっと安っぽい感じは否めません。
落として壊れないか心配です。ケースカバーに入れておいたほうが良さそう。
マットな質感で触り心地が良いが掃除しにくいかも
指紋の目立たないマットな質感は良い。
反面、本体同様に手垢で汚れたときに落とすのが大変そう…。
ブラックにしとけばよかったかなあ…とちょっと後悔。
音質は癖のないナチュラルサウンドで聞き疲れしない
AACで再生した時の所感になります。
LDACは次の項でお話しします。
音質はナチュラルサウンド
Anker Soundcore Liberty Air 2 Proの音質は一言でいうとナチュラル。
特定の帯域が持ち上がる不自然なチューニングではなく、全帯域でクセがなくどんな音源もソツなくこなすといった優等生タイプ。
低域の量感も過剰ではなく必要十分といった感じ。
悪くいうと面白みのない音ともいえます。
帯域の広さは感じない
この価格帯の完全ワイヤレスに求めるのは酷ですが帯域の広さは感じません。
低音域はスティックタイプにしては出ているほうですが、ちょっとぼんやりした低音です。
高域の伸びがちょっと足りない印象ですね。
空間表現が不得意
定位も掴みづらく空間表現能力には欠けます。
ここらへんはイヤーピースを変えれば良くなるかもしれません。
とはいえBGMとしては上質で聴き疲れしない
とはいえ、通勤時間や作業中のBGM用としては優秀です。
長時間聴いていても疲れない、BGMに適した音質と言えます。
映画やアニメなど映像作品にいい
低音が効いてていて、セリフもナチュラルに聞こえるので、アクション映画は迫力を体感できるし、アニメを見ても声優の声が自然に聞こえるので良いですね。
LDACに対応し音質がアップ!
ファームウェアのアップデートでLDACが使えるようになりました!
ちなみにLDACとは、
- LDACはAACなどよりもデータ伝送量が3倍ほどある
- その分解像度が高い
- 96kHzのハイレゾも再生できる
- 途切れやすかったり、バッテリーの減りが早い
- iOSデバイスは対応していない
といった特徴があります。
実際Anker Soundcore Liberty Air 2 Proで使ってみました。
![](https://keku.website/wp-content/uploads/2020/05/cropped-4-e1590626704543.jpg)
周波数特性は20kHzまでですが、明らかに高音域の伸びが増して解像感もアップしました!
AirPods含めスティックタイプでLDAC対応はそんなになかったかと思います。
これならもっと音楽を楽しめそうです。
ハイレゾはAmazon Music UnlimitedやApple Musicで手軽に楽しめます。
▶【徹底比較】ロスレス、ハイレゾ音楽ストリーミングはどれがおすすめ?
ノイズキャンセルの性能はどうか
電車では期待以上のノイズカット!
期待していた電車でのノイズキャンセル。
これは想像以上でした!
イヤホンをつけた瞬間にスーッとノイズが消えるんです!これには感動しましたね。
初めてノイキャンイヤホン使ってるけど電車の音が消えた!走り出しが電気自動車みたいに静か!ここまでとは想像していなかった… pic.twitter.com/HGfXDVqlQy
— けく (@MusicKeku) January 21, 2021
ノイキャン性能はAir Pods Proなど上の価格と比べるとお鳥はします。が、初めてノイキャンを体験する方は結構驚くんじゃないかと思います。
外音取り込み機能はどうか
外音取り込み機能は普通に使えるレベルです。特に問題ないですね。
もちろん上位機種と比べれたもう一歩と感じますが、十分にその機能は果たしてくれます。
音楽を聴くときは音量を小さめにしておけば話しかけられても気づくことができます。
イヤーピースの変更は必須か
イヤーピースの変更で音質が変わります。
色々試してこのイヤーピースにしました。
Anker Soundcore Liberty 2 Proのパンチのない音がスカッと抜けるような音になり、不満だった音場の狭さも広がりました。
装着感はそんなに変わりません。
NUARLのイヤホン専用に作られていますがピッタリハマり、充電ケースにも収まります。(Lサイズはちょっと押し込む感じになります)
他にも装着できるイヤーピースは有りましたが、充電ケースに収まらなかったんですよね。
私はノーマルのイヤピースがMでピッタリ。こちらもMでピッタリでした。
同時発売のSounccore Pro NCとの3000円差とは?
Liberty 2 Proは同時に発売されたSoundcore Pro NCよりも3000ほど高いです。
3000円の差が何か見てみましょう。
HereIDが使える
聴覚検査をしてあなた専用のイコライジングをする機能。
試しましたがぶっちゃけいらないです。
だだイコライザーかけるだけですからね…
ワイヤレス充電ができる
ワイヤレス充電器が使えるので、かなり便利です。
軽い
軽さのメリットとしては
- 耳から落ちづらい
- 荷物がコンパクトに
といったところ。
実際使って良かったところ
片耳でも聴ける
片耳でのリスニングも可能。
もう片方はケースに入れてても動作します。
外音取り込み機能があるとはいえ、音楽を聞いていると話しかけられても気づかないので、そんなときは片耳で聴いています。
ノイキャンにはビビった
私が初めてノイズキャンセリングを体感した問のもありますが、正直ビビりました。
電車に乗ってイヤホンをつけた瞬間に自分がどこにいるかわからなくなったくらい。
残念だったところ
Anker Soundcore Liberty 2 Proの実際に使ってみて感じた悪いところです。
ノイズキャンセリングを入れると低音が持ち上がる
ノイキャン入れると低音が強化されるんですよ。外では低音がマスキングされちゃうから持ち上げてるんだろうけど…
![](https://keku.website/wp-content/uploads/2020/05/3-e1590626716452.jpg)
というのが正直な感想です。ノイキャンだけで十分に低音ノイズはカットされているのでウェルバランスで聴きたい人には蛇足に感じます。
イコライザーで下げられない100Hz以下が持ち上がるので自分で調整できません…。
HearIDも微妙
HearIDとは聴覚テストをして、あなた専用のイコライジングをしてくれる機能。
僕も使ってみましたがバランス悪くなっただけですぐに切りました。
![](https://keku.website/wp-content/uploads/2020/06/-e1592346730745.jpg)
音量が小さい
感じ方に個人差あると思いますが、音量が小さめです。
スマホの音量95パーセントくらいでちょうど良い音量。最大音量にしても爆音にはなりません。
![](https://keku.website/wp-content/uploads/2020/06/-e1592346730745.jpg)
- バッテリー持ちが5.5時間と短い
- LDACは使えない
- パワフルな鳴り方をする(音量が大きい)
- 低音の量感が十分
- 音楽を愉しめる音質
- イヤーウィング装着で耳から外れづらい
こちらも併せてご覧いただければ幸いです。
▶【”好”音質!】Amazon Echo Buds 第2世代ワイヤレス充電モデルをレビュー!
タッチが効かない事がある
タッチが効きやすいとき、全然効かなくてイライラすることがあります。
起動しなおしたりしないとダメな時もありこれはストレス。
とはいえタッチ操作のイヤホンはだいたいこんなもんです。
比較的いいのがWF-1000XM4ですがこれも効かないときがありますし、タッチすると耳にポンッという音がして地味に不快です。
AONIC FREEはボタン操作なのでここらへんのストレスがないです。
電車での使い心地は良好!
前述の通りノイキャン性能が素晴らしいです。
ノイズキャンセリングのモードは効き具合を調整できます。
ちょっと違うなと思ったら手動で変更します。ウィジェットを入れておくと便利ですね。
![Anker Soundcore Liberty 2 Proのウィジェット](https://keku.website/wp-content/uploads/2021/01/Screenshot_20210123_145444-520x1024.jpg)
混雑時でも煩わしさがない!
ケースを開けて耳に装着すれば、勝手に接続されてすぐに使える。
しかもノイズキャンセリングのモードも自動で設定してくれる。
これは混雑した電車内ではかなり助かります。
外音取り込みモードはどうか
![](https://keku.website/wp-content/uploads/2021/01/Screenshot_20210320_132406-566x1024.jpg)
外音取り込みモードは2つあります。
- 全ての外音を取り込むモード
- 音声フォーカスモード
全ての外音を取り込むモードはマイクでひろった音をそのまま聞かせます。
一方音声フォーカスモードは、低音域のノイズをカットして中音域の音声を聞きやすくするモードです。
音量を上げて音楽を聞いていると、どちらにしても、人の話し声は聞こえません。
音楽の音量を下げた状態で音声フォーカスモードにしておけば、話しかけられてもなんとか気づけます。
とはいえクリアに聞き取れるかというとそうでもありません。
なんか話しかけられたな、くらいの感じですね。
結論!こんなあなたには向かない!
Anker Soundcore Liberty Air 2 Proは下記に当てはまる場合、買わない方が無難。
しっかり音楽を聴きたい
前述の通り、音楽マニアにとってはちょっと物足りない音質。
とはいえ、気気疲れしない音質なので、長時間YouTubeなどの動画や映画を見たりするにはいいです。
運動中に聞きたい
soundcore liberty air 2 pro はIPX4なので防滴性能はありますが防水ではないので雨や汗には弱いです。
また、完全ワイヤレスなので落下の恐れもあります。
運動するのであれば左右がつながったタイプやネックバンドがついたタイプがいいでしょう。
ちなみに落下防止のこんなアイテムもあります。
結論!こんなあなたにオススメ!
結論、Anker Soundcore Liberty Air 2 Proは次のような方におすすめです。
- 電車で通勤している
- 音楽はBGMとして聞く
- オーディオブックやラジオを聴く
- 有線イヤホンが煩わしい
- イヤホンをしていても人の声は聴きたい
冒頭にも書きましたが、やはり便利なガジェットとしての性格が強いです。とはいえ、BGMとして聴くには十分な音質。さらにノイキャンや外音取り込み機能もあるので、通勤や仕事、勉強のお供におススメです。
Anker Soundcore Liberty Air 2 Proはセール時期が狙い目!1万円を切ったら買ってよし!
Anker Soundcore Liberty Air 2 Proはアマゾンのセール時期に安くなることが多いのでチェックしましょう!大きなセールは11月のブラックフライデー、年末年始や6~7月のプライムデーです。
ほぼ毎月あるタイムセール祭りなど小さなセールでも安くなる事がありますのでチェックしましょう。