FiiO Q1 Mark Ⅱ(MK2)レビュー!
本機種の発売は2018年2月ですが、Amazon Music HDに対応しているので買ってしまいました。
とにかく、この価格でiPhone、iMacでAmazon Music HDのハイレゾ音源を再生できるのがGOOD!
これからハイレゾを聴いてみたいという方にオススメのハイコスパDACです!
細かいスペックは割愛して、使用感や音質をメインにレビューしていきます!
FiiO Q1 Mark Ⅱ(MK2)って何?
FiiO Q1 Mark Ⅱ(MK2)はDAC搭載のポータブルアンプ。
DACとはデジタル信号をアナログ信号に変える装置のこと。
スマホにつなげることで高音質化が可能です。
ハイレゾ再生に対応していて、MFi認証も取得しているのでiPhone、Amazon Music HDとの相性がバツグンです。
FiiO Q1 Mark Ⅱ(MK2)の良かったところ5つ
iPhone6sが高音質に!
FiiO Q1 Mark Ⅱ(MK2)はアップルのMFi認証を取得しているのでiPhoneとの相性がバツグン!
私は、中堅のDACやDAP(デジタルオーディオプレイヤー)を買うまでの繋ぎとしてFiiO Q1 Mark Ⅱ(MK2)を購入したのですが音質も良くて満足。
今のところ満足…
Amazon Music HDにも完全対応!
Amazon Music HDは高音質の音楽聴き放題サービス。
iPhone6sに挿してAmazon Music HDを起動すると… 24bit/192kHzの表示がされしっかり認識していますね!
Amazon Music HDのハイレゾ再生にも完全対応しています。
と言っても良いくらい。
2021年6月よりAmazonMusicHDが追加料金なしの780円(通常会員980円)で利用可能になりました! [caption id="attachment_5037" align="aligncenter" width="735[…]
ドライバーの多いイヤホンもしっかり鳴らせる
シュアーのSE535(3BA)、SE846(4BA)を愛用していますが、どちらもしっかり鳴らしてくれますね。
SE846はiPhone6s直挿しだとイマイチですが、FiiO Q1 Mark Ⅱ(MK2)を通すとはっきりと音質の向上を感じられます。
SHURE SE846をレビューします。この記事を公開してから3年ほど経ちますが今も飽きることなく愛用しています。公開から時間は経ちますが、後継機についても解説していますのご参考まで。 [afTag id=5489] SE8[…]
この価格では十分な音質!
肝心の音質ですが、味付けを感じない素直な印象。純粋に音質アップを楽しめて好感の持てるアンプです。
先日試聴したZX507に負けるとも劣らない音。
むしろこっちの方が好きかも
バランス接続もできるのでさらに音質アップを体感できますよ。
NWーWM1A、ZX507、NWA105の3機種の音質レビューです。 使用したイヤホンは細部まで聴けるSHUREのSE846。バランス接続になります。 聴き比べた楽曲は次の3曲 ※リンクはYouTube ビリーアイリ[…]
ボリュームが良い感じ
ボリュームが小音量から大音量までスムーズに変化してとっても良い感じです。
マットな質感とギザギザも好き。
ベースブーストでドライブ中のリスニングが良い感じに
ベースブーストは低音を強調する機能。
なんですが、イヤホンで聴くときは音質的に微妙…なので私はラウドネスのような感じで使っています。
例えば、私はドライブ中にカーステで聞くときに、この機能をONにしています。ドライブ中はどうしてもロードノイズで低音がかき消されてしまうので、このベースブーストで騒音に負けない迫力を獲得できます。
バランス接続でさらに音質アップ
FiiO Q1 Mark Ⅱ(MK2)は2.5mmのバランス接続に対応しています。
バランス接続をするとさらに音質のアップを図ることができるので非常にオススメ。
ただしリケーブルに対応したイヤホンが必要。
▶︎【二千円台!】G&Vの2.5mmバランスケーブルをレビュー
iMacに繋いでもよし!
FiiO Q1 Mark Ⅱ(MK2)はiMac、MacBookに繋いでAmazon Music HDのハイレゾ音源も再生可能。
iMacのイヤホン端子よりも格段に音質アップしますよ。
FiiO Q1 Mark Ⅱ(MK2)のちょっと残念なところ
真価を発揮するにはバランス接続が必要
FiiO Q1 Mark Ⅱ(MK2)の真価は2.5ミリバランス接続にあります。
3.5ミリのシングル端子では魅力が半減…。
なのでリケーブルのできるイヤホンが必要で、2.5mmのケーブルも必要になります。
とはいえ、二千円台のケーブルでも十分に高音質化が可能です。下の記事で紹介していますので参考まで。
また、リケーブル可能なイヤホンに関してはエントリーモデルならSE215、UM PRO 10がオススメです。こちらも下の記事をご参考ください。
Androidスマホ非対応
FiiO Q1 Mark Ⅱ(MK2)はAndroidスマホには非対応で、タイプCのケーブルも付属していません。
私はメインがAndroidなのでちょっと残念。
いい音源が必要
FiiO Q1 Mark Ⅱ(MK2)はサブスクならAmazon Music HDかmora qualitasなどの高音質配信がオススメ。
標準音質のサブスクでも音質アップは望めますが、せっかくならハイレゾで楽しみたいところです。
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mora qualitasって使った感じ実際どうなの? 音質いいって言われてるけど実際どうなの? 音声のプロとして16年のキャリアを持つ筆者が上記の疑問にお答え。 mora qualitas正式リリースされ[…]
【結論】FiiO Q1 Mark Ⅱ(MK2)は買い?
引き出しに眠っているiPhoneにAmazon Music HD+FiiO Q1 Mark Ⅱ(MK2)この組み合わせでバケます!
現在3万円クラスのDAPを買おうか悩んでいて、iPhoneユーザーであればこちらをオススメします。
iPhoneのDACはmojoといった選択肢もありますが、以下の理由でやめました。
- 3万円代とちょっと高め
- バランス接続ができない
- 形状が持ちがはこびに不便
以上の理由でやめてFiiO Q1 Mark Ⅱ(MK2)にしたんですが、結果正解でしたね。
最新のFiiO Q3が発売!
2020年10月に発売された、FiiO Q3はFiiO Q1 Mark Ⅱ(MK2)の上位機種です。レビュー記事を投稿しましたのでこちらも合わせてご覧ください。
以下は比較記事になります。