SOUNDPEATS Capsule3 ProをSOUNDPEATS様からご提供いただきました。2週間ほど使用したのでレビューしていきます。
Capsule3 ProはSOUNDPEATSのイヤホンのなかでも軽量、コンパクトでありながら必要な機能を充実させた「小型カプセル」をコンセプトとしたアイテムです。
早速見ていきましょう!
付属品と外観
特徴をざっくり紹介
ハイレゾワイヤレス認証取得!
SOUNDPEATS Cupsule3 Proは1万円を切る価格でありながら、日本オーディオ協会のハイレゾ認証取得。
当然ですがハイレゾ認証取得にあはそこそこの費用がかかりますが、この価格帯の完全ワイヤレスイヤホンでハイレゾ認証はあまり見かけません。
LDACでより高精細な音質に!
ハイレゾ認証取得ということで、LDACが使えます。LDACはSONY開発のBluetoothコーデックで、1万円を切るTWSでLDAC対応はなかなかないですね。
LDACはここ3−4年のAndroidスマホであればほぼほぼ対応しているので大抵Androidユーザーは困らないでしょう。
ハイブリッドアクティブノイズキャンセリング機能搭載!
ハイブリッドANCは2万円を超えるTWSではよく見ますが、1万円を切るTWSではあまり見かけません。
ハイブリッドANCはマイクを2基搭載する必要があるのでコストが嵩むからです。
そして公称値は43dBと強力。
風切音軽減機能搭載
風切音軽減機能を搭載しているので、徒歩移動中でも風切音が気になりづらいです。
再生時間
再生時間は本体のみ8時間、ケース込みで52時間。
LDAC、ANCを使用するとおよそ半分くらいになると思います。
実際に使ってレビュー!
実際に2週間ほど使ったのでレビューしていいきます。
ノイキャンは中音域以外は想像以上にかとしてくれる!
私は電車通勤。実際電車で使ってみたところ想像以上の効果に驚きました。Cupsure3 ProはAnker Soundcore Liberty Air2 Proなど1万円~2万円クラスのイヤホンと比べても遜色ないくらいの効果でした。
電車では様々な音が鳴っていますが、まず、車輪や空調、電車が風を流すゴーッという低音~中低音はかなり減衰してくれました。ノイキャンのON,OFFを繰り返すと想像以上の効果に驚きました。
次に、中音域の車内放送や話し声は低音をカットして、高い部分だけはカットしきれません。太い男性の声はなんだかスッキリ聞こえました笑。車内放送を聴きたいときは音楽だけ止めればOKで、ノイキャンをOFFにする必要はないです。
最後に、高音域はパンタグラフと電線の擦れる音やブレーキのキーという音も減衰しているように感じます。ナイロンジャケットのカサカサする音もあまり気になりません。
人の多い電車内や雑踏でも途切れない接続安定性
実際通勤時にLDAC接続で何度か使ってみましたが、人の多い電車や乗り換えの歩行時なでも途切れることはありませんでした。
非常に安定していて、安心感があります。
十分すぎる駆動時間
通勤時に使ってトータル20時間くらいですが、まだ一度も充電していません。
ちなみに、公称値は下記の通り。
- 本体連続再生…8時間
- ケース込のトータル…52時間
ANCを入れて、LDACでつないでおよそ半分くらいになると見積もってもトータル20時間以上は使えるでしょう。
1日4時間くらい使っても週一回の充電で間に合いそうですね。
風切り音も気にならない!
Capsule3 Proは風切音軽減機能がついています。実際、外で歩行中に使ってみてもマイクが風切り音を拾って不快な音に感じることは少なかったですね。この価格帯でここまで気の利いた機能がついているのは珍しいです。
タッチ操作も不満なし
Capsule3 Proはタッチ操作が可能です。
割当は非常にシンプルでわかりやすいかったですね。
反応は時々上手く行かないこともありますが実用レベルで特に問題なかったです。
装着感も軽くていい
先述の通り、Capsule3 ProはAirPods Pro2 よりも0.7g軽い4.6g。かなり軽いです。
実際装着した感じも軽く長時間でも疲れませんでした。
LDACの効果は体感できるか?
安価なモデルだとコーデックの違いは判りにくいものです。Cupsure3 ProでLDACとAACを比較してみます。
スマホがLDACに対応していれば、ペアリングすると自動でLDAC接続になります。
スマホの「開発者向けオプション」を開いてAACと切り替えて聴いてみました。
LDACはAACと比べると、全体的に粗さがなく、スムーズな表現となります。わかりやすいのは、LDACにするとシンバルやハイハットなど、高音域のシュワーっとした感じの歪みがなく、より繊細に、滑らかな表現になります。
結論、LDACの効果は十分に体感できます!
では、音質についてもう少し詳しくレビューしていきます。
Capsule3 Proの音質を詳しくレビュー
Amazon Music UnlimitedやApple Musicのロスレス、ハイレゾ音源で聴きました。
各ハイレゾストリーミングについてはこちらで比較しています。
帯域バランスが良く全体の印象は良好
SOUNDPEATS Capsule3 Proは重低音から高音域まで幅広く表現できます。
全体のバランスでいうと、低音域、それと歯擦音やシンバルの帯域にやや厚みを感じます。が、いわゆるドンシャリ的な鳴り方とは違い、中音域もしっかり聞けるバランス絶妙なバランス感です。
各帯域の鳴り方をチェック!
低音はかなり低い帯域まで出ます。質感はタイトでクリア。決して過剰にならず、上の帯域を邪魔するような下品さはありません。ヒップホップ、R&Bのベースとキックはかなり気持ち良い鳴り方をします。
中音域をチェックします。ヴォーカルものを聴くとしっかり最前面で歌ってくれます。Friday night Plansのような女性ヴォーカルは艶やかに魅力たっぷりです。
声の低い男性ヴォーカルはやや腰高になる傾向があります。中低域が若干、沈んでいる感じがしますね。
高音域はややサ行やシンバル、ハイハットにやや厚みを感じます。キツさとか刺さる感覚はないんですが、6kHz辺りが幅広く持ち上がってる印象です。ダンスミュージックなんかを聴くときはかなり気持ちよく聴けますが楽曲によっては耳につくことも。
が、幸いイコライザーを使えるので7kをほんの少し下げるとよりハイバランスに感じます。この帯域は好き嫌いが分かれるところなのでEQで調整がおススメです。
Capsule3 Proにはどんなジャンルが合うか
ロック、ヒップホップやR&Bなどポップミュージックはベストマッチです。ジャズ、フュージョンなどは、ダイナミックな鳴り方でなかなか楽しめます。クラシックは比較的広い音場感で悪くないですが、精細感に欠けて今一歩といった感じでした。
少し気になった点
基本的な作りは標準以上の出来でこれといった不満点はありません。
が、ちょっと気になった点を挙げるなら下記となります。
装着の向きと収納の向きが逆
収納時はイヤホンが外側を向きます。
なので装着するときもしまうときもクルッと回転させる必要があり、プチストレス。といってもこのタイプのイヤホンは大抵この向きなんですが…。
ケースから出しづらい
ケースがコンパクトなのは良いですが、蓋を開けて本体を取り出すときに隙間が狭く、蓋が邪魔をしてやや取りづらいです。
ワイヤレス充電はできない
この価格帯のなのでしかたないですが、ワイヤレス給電には非対応。
イヤーピースに耳垢ガードはない
耳垢ガードがなく、内部への侵入が心配です。ちょっと気になります。
SOUNDPEATS Capsule3 Proはコスパの高い優秀機
2週間ほど使用して、この価格帯ではANCや音質など標準レベルを十分にみたしており、驚きました。
定価でも8千円台ですので、非常にコスパは高いと感じました。1万円のイヤホンを探しているしている方にも選択肢にれてほしい一台です。
結論、下記の方におすすめできます。
- 安くてANCの強力なイヤホンを探している
- 音質にもこだわりたい
- 3千円クラスのイヤホンを買ったけど色々不満だった
- コンパクト、軽量こそ正義
といった方にオススメ。
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