先日eイヤホン秋葉原に耳を塞がないオープンイヤータイプをいくつか試聴したのですが、まずはフィット感が良く音質もバランスの良かったOladance Wearable Stereoを購入しました。
耳を塞がないながら聞きイヤホンの中では標準的なモデルと言っていいでしょう。
しばらく使ったのでレビューしていきます。
開封して本体と付属品をチェック!
箱。
ペリー!この瞬間がたまらん。
箱の裏
スライドして出すタイプですね。
パカ!
上蓋にマニュアル関係が入っていました。
マニュアル、保証書とか。
マニュアルはちゃんとした日本語で書かれています。
本体です。
付属品入れは両面テープで上にくっついています。
付属品はミシン目を切って出すみたいです。
中身はUSB-C to Aとフィット感を高めるシリコン製のやつ(名称不明)。付属品はこんなところ。
シリコン製のやつはこんな感じでつけます。
耳の裏で固定される感じになって、プラプラしなくなります。
本体をチェック
充電ケース。Oladanceのロゴはシルバーですね。ホワイトですが、真っ白ではなくオフホワイトといった感じです。
手に持つとこんな感じ。さらっシルキーな手触りで馴染みがいいですね。最近のTWSとしては大きいですが、薄いし軽いので大きさは感じません。
幅は12.5㎝ほど。
厚みは2.5㎝ほど。
奥行きは4.7cmほど。
重さは86.7g。重さはあまり感じません。
本体は片側で12.7g。
側面は窪んでいて開け閉めしやすいですね。充電表示のLEDもついています。
充電はUSB-C。
パカっ。
ケースの接点。収納するときはマグネットでピタッとするので、ストレスはありません。
本体。ロゴのあるほうが外側。上部にマイクがありますね。
ロゴのある面はさらっとした手触りで、この部分がタッチセンサーになります。タッチセンサーエリアが明確なのは誤操作が少なくなるので助かりますね。
耳に当たる部分はすべてシリコンなので耳辺りが良く、ずれにくいです。
スピーカー部分は下向きです。この角度が絶妙で、音質アップと音漏れ防止に寄与しています。
蓋開けて、スマホ立ち上げると繋がります。
ペアリングし直す場合は、装着した状態で両方とも5秒間タッチすればペアリングモードになります。
装着感は良好!つけ外しもスムーズ!
実際にいくつか試して、装着感がトップクラス。軽いし耳当たりがとてもいいです。「何もつけていない」は言い過ぎですが、マスクのゴムが耳にかかっている感覚とそれほど変わりません。
やっぱり耳を塞がないっていうのは職場とかだと安心して使えます。
つけ外しもめちゃくちゃスムーズでこれもストレスなし。他のはやや引っかかる感じがあったんですがこれは全くなかったですね。職場で話しかけられてスッと外して、またスッと装着できるので使い心地は良好です。
首を振るとややプラプラする感じはありますが、付属のパーツを付けることで回避できます。
つけるとフィット感が上がりますが、なくても私は気になりません。
音質チェック!
低音~高音域までしっかり出るし、フラット。こもった感じもなくクリアで高音域のキツさもなく非常に聴きやすいナチュラルサウンドです。オープンイヤータイプはスカスカのイメージでしたが一気に進化したなあという印象です。大げさではなく、耳に入れるタイプのイヤホンとほとんど変わらないです。
やっぱりスピーカー部の形状。外耳道にピンポイントで音を送り出すように指向性を持たせた形状が絶妙ですよね。
このおちょぼ口みたいな形状が絶妙でちょっと向きを変えただけで音量がぐっと下がるんですよ。かといって装着がシビアというわけではないのでご安心ください。
咀嚼音が気にならなくなってめちゃくちゃ快適
オフィスでランチするときに動画見たりしてるんですが、イヤホンだと咀嚼音が気になって無理。スピーカーだと周りに聞こえるので無理。
Oladance Wearable Stereoに限らないんですが、オープンイヤータイプのこちらを導入したらランチ動画がめちゃくちゃ快適になりました。
咀嚼音がしないってめちゃくちゃいい。それにランチ中でも話しかけられることはあるので、このタイプならすぐに気づけるので安心して動画ランチが楽しめるようになりました。
タッチ操作の反応が良好
タッチ操作の反応がとてもいいです。完全ワイヤレスイヤホンは反応しなくてストレスがありますが、こちらは全く問題なし。めちゃくちゃ使いやすいです。
反面、Amazonのレビューでは反応が良すぎて誤操作になるというものもありました。が、前述した通り、タッチエリアが明確なのでちょっと気をつければ全く問題ないです。
ちなみにデフォルトのタッチ操作はこんな感じ。
説明書見なくても普通に使えるくらい、わかりやすいアサインです。
充電ケースはついてないけど問題ない、とはいえあったほうが便利
バッテリー内蔵の充電ケースはついていませんが気になりません。
- 本体の稼働時間が18時間
- 1日1時間程度
- 毎日使うわけではない
上記の理由から、不便さは感じず、今のところ買う予定はないです。
とはいえ、充電ケースがあるとトータル90時間くらい使えるようなので、あれば便利。
音漏れは思ったよりしない
このタイプのイヤホンで気になるのは音漏れですが、Oladance Wearable Stereoは思ったよりもしなかったです。
会社のデスクで普通の音量で再生して、1mほど離れた同僚に音漏れしてるか尋ねたところ全くしないと言っていました。オフィスはある程度のノイズがあるのでマスキングされいているというのもありますが、指向性のある形状が音漏れ防止にも一役買っているようです。
おすすめのイコライザー設定は?
アプリで音質を変更できます。
プリセットが3つ。
- デフォルト…バランスの取れた音
- なんとか低音…低音ブースト
- きれいな人の声…中音ブースト
「カスタマイズ」はEQ設定が反映されます。
EQは6バンドの±3dBまで。おすすめは写真のような感じです。ただ、正直そこまで大きな変化は感じないですね。私は結局デフォルトで使っています。
ホワイトノイズ問題
私はあまり気にならないんですが、口コミでホワイトノイズが気になるというのがありました。
何も音を出していないときにサーっというノイズが聞こえますが、こちらはアプリの設定で回避できます。
オートミュートを15秒後に自動ミューとにすればOKです。15秒はノイズが聞こえますが…。
マルチポイント接続は非対応なので仕事にガンガン使うのには不向き
Oladance Wearable Stereoはマルチポイント非対応。
接続機器を切り替えるときは、ペアリング解除してから別の機器につなぐ感じになります。
スマホで音楽聴いていて、PCで会議なんていうときはちょっと一手間かかってしまいますね。ほんと一手間程度ですが、私はそこまでガンガン仕事してないので不満はないです。
電車での利用は不向き
電車で使ってみましたが、Oladance Wearable Stereoに限りませんがこのタイプは向かないなと思いました。
外部のノイズがそのまま耳にはいてくるので、音量あげたくなるし、リラックスできません。
やっぱりノイズの多い場所ではノイズキャンセリングかカナル型のイヤホンがいいですね。
Shokz OPENFITとの比較
Shokz OPENFITと比較します。
まず、装着感はShokz OPENFITに軍配が上がります。Shokz OPENFITは圧倒的に軽いからです。
- Shokz OPENFIT…片耳8.3g
- Oladance Wearable Stereo…片耳12.7g。
そして、ケースもShokz OPENFITのほうがコンパクト。
また、Shokz OPENFITのほうはケースにバッテリーを搭載していてトータルの駆動時間が27時間となっています。
とはいえ、単体の駆動時間は、
- Shokz OPENFIT…7時間
- Oladance Wearable Stereo…16時間
となっていますし、Oladance Wearable Stereoは別売りの充電ケースを使用すればトータルで90時間以上使用できます。
音質はShokz OPENFITはやや低音が控えめ。Oladance Wearable Stereoの方が低域が出ていて、バランスが良いです。
マルチポイント非対応な点はどちらも同じ。
OpenFitはShokz OpenFitレビュー!【フィット感最強】でレビューしていますのでご参考まで。
また、Cleer ARC2を加えた3機種の比較も【音質最強か】Cleer ARC2 レビューでしていますのでご参考まで。
まとめると
以上から、Shokz OPENFITは、
- 装着感が非常によい
- コンパクトに持ち運べる
- 音質はやや軽めの音
Oladance Wearable Stereoは、
- 装着感がいい
- バッテリー駆動時間が長い
- 音質は低音から高音域までバランスがよい
といった感じです。
装着感とコンパクトさを求めるなら、Shokz OPENFIT。バッテリーと音質で選ぶならOladance Wearable Stereo。といったと感じでしょうか。
Shokz OPENFITはShokz OPENFITレビュー!【フィット感最強】でレビューしていますのでご参考まで。
まとめ、オフィスでの音楽、動画視聴がめちゃくちゃ快適になった
結論買ってよかったと思っています。理由としては下記の通り。
- 耳へのつけ外しがスムーズ
- つけ心地が軽くフィット感もありとても良い
- バランスの取れた音質で音楽も動画も聴きやすい
- 食事中の咀嚼音なし
- 話しかけられてもすぐ気づける
- 左右どちらか片耳でも使える
そこまで気にするレベルではないですが、デメリットとしては下記。
- 充電ケースにバッテリー非搭載
- タッチセンサーが敏感
- マルチポイントなし
- 電車利用は不向き
仕事でガシガシ使うとかでなければ、全く不満なく使えるレベルのデメリットです。
結論。買ってよかった!